むしろ今のモバマス・デレステは面白いんじゃないか?という話
積極的にアイドルマスターシンデレラガールズに触れなくなって二年くらいが経っただろうか
多分新アイドルが実装されるはるか前、それどころかシャイニーカラーズが配信される前からもうモバマスにはそんなに触れてない
そんな中で自分の中の「一ノ瀬志希」観を出したらちょっと燃えた
要は「今の一ノ瀬志希って誰なん?」という話をして、主観も主観の小説を書いてみたら人生で初めて知らん人から「最近やってねえくせに(最近モバマスに触れてないことは前書きに書いた)舐めた口聞くんじゃねえよ」とか、Twitterで画像リプで「うるせえよ」ってのが来て、「(俺は独自解釈の小説書いたから)画像レスじゃなくて自分の言葉で語んな」とリプライしたらそのままブロックされたりした
なかなか衝撃的というか刺激的で、「インターネットで言葉のバトルすんのおもしれえな!!!!!」となりました、僕は友好的なので
まあその辺は俺のしきロスト(https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=9694705)を読んでもらうとして(ちょうど一年前くらいで驚いた)、またちょっと違った話、というか今のモバマスとかデレステとかの話をしようとふと思い立ちました
そうなったきっかけは「夢見りあむ」その人です
というより、「夢見りあむ」を好き(嫌い)な人の意見見るのめっちゃおもしれえ!!!!!というのが今回の動機です
そこで気付いたのが、自分自身かわいい女の子(ここでいうアイドル達)も好きだけど、アイドル達を好きな人たちのことを知るのも好きだということです
俺がアイマス系から離れた理由は「つまんねえ」というのがあったんですが、それをもうちょっと掘り下げると「(公式から出たストーリーやコミュを額面通り受け取って「尊い」とか言い出す奴ばかりで自分の意見が何もねえ奴ばかりで)つまんねえ」ということだったみたいです、今さらながら
モバマス時代からの友人が多いので、やはりTL上には新アイドルうんたら~とかの話題が多くて、新アイドルである吸血鬼の子?とメイドみたいな子の話は「はあそうですか」という感じで、双子の子は「なんかユニークな長門みたいな妹だな」くらいの印象しかなかったのですが、夢見りあむについては「好き」と「嫌い」ではっきり分かれていて、軽く検索しても「憎い」くらいの意見が出てきて、それだけで結構わくわくもんでした
というのも、「嫌い」のエネルギーは「好き」より即時的だと俺は思っているからです
人に対して「好き」って言うより「嫌い」って方が言いやすくないですか?
現実の人間であれば状況や環境に左右されがちですが、実際に存在しない二次元のアイドルを「嫌い」だと発信するのかなり容易いことだと俺は思います
そして「嫌い」というパワーは掘り下げるだけその人の奥底が見えてくる気がするのです
「好き」を具体化するとふわっとした言葉になりがちですが、「嫌い」を具体化すると露骨です
それを聞くと「この人はこんな人なんだ」ととても良くわかるから、それを見るのが俺は好きだということです
だから俺は好きなアイドルの話を聞きたがりますが、欲を言えば嫌いなアイドルの話を聞く方が楽しいんです
だからこそ「夢見りあむ」が所謂炎上するのは、この場所には良いことだと思っていて、むしろ「今君が好きなアイドルが夢見りあむと同じことを考えていないと100%言い切れるのかい?」というところが気になるんです
元を辿れば、「担当」という呼称が好きじゃない理由はそこで、「担当を名乗るのであれば、アイドルたちがネガティブになったり、『辞めたい』と言い出した時に食い止められる自信があるならそう名乗ってくれ」という気持ちが強くあるからです
彼女らは二次元です。存在しないものです
そこは確定されているとしても、全員「人間」だと言うことは大前提です
人間であるならうれしい時も落ち込むときもあるわけで、アイドルと言う仕事をするならなおさらでしょう
それを支えていくのが「プロデューサー」という仕事なわけで、人間一人支えることを軽く捉えてくれるなよ、というのが俺の本音です
「たかがゲームに何を」という意見を否定はしません
ただ俺は「架空のキャラクターを愛せない人が現実の人間を愛せるわけがない」と思うので、少なくともそういう気持ちでやってくれる人が増えてくれば、もっと人生が面白くなるし、自分自身の糧になると考えているからです
それらを嘲笑するのであれば、それはそれなりの人生になるのでしょうし、それを否定はしませんということです
りあむはよく「ちやほやされたい」と言うようですが、それは人間誰しも持つ感情でしょうし、それを誰かと比べること自体がナンセンスだろう
りあむの発言を聞いてドキッとしたアイドルたちは他にいるだろうし、むしろそれが引き金となって「私何のためにアイドルやってるんだっけ?」と考えてしまう子もいるんじゃないだろうか
自分がプロデューサーだと認識しているなら、りあむを見てりあむに対してどうこう言うより、その二歩くらい先の未来を見て「自分の好きな子(担当)が同じことを言いだしたらどうするかな」ということくらいまでは考えておいて欲しいということです
そしてそこで自分なら好きな子(担当)に「お前にはこうなってほしいと思うから俺はプロデュースしてるんだ」と言えるような人間が増えてほしい
っていうネガティブな側面まで含めて、話し合える人が増えてくればもっと面白くなってくるんだろうなあという話です
だからこそ、りあむの登場がきっかけでそういう考え方を持つ人が増えてくるんじゃないか?と思い、むしろ今のモバマス・デレステは面白いんじゃないか?と考えて日記を書いた次第です
それに関連して担当プロデューサーさんたちに聞きたいこと集
・大原みちる、椎名法子はパン・ドーナツ以外の好きな食べ物って何?
・財前時子さんって今後どうするの?
・島村卯月さん、笑顔って誰でもできるの答え見つかった?
・アナスタシアさんは日本語上手になった?
・十時、塩見、総選挙恐怖症になってない?
・前川みく、元気か?
ほか色々あるけどほんと色々あっちゃうからまた会った時にでも
我こそは担当Pだという人は是非教えてほしい
なんだかんだ面白いコンテンツなんだよなあ
だから「離れている」と言いつついつでも戻れるような気がしているし
結局一度好きになったものは自分を構成する物質としてずっと残り続けるということなんだろうね
特にオチはありません