真夜中日記

雄弁は銀

もしかして今のモバマス・デレステは本当に面白いんじゃないか?という話

前回の「むしろ今のモバマスデレステは面白いんじゃないか?という話」

http://sou1728.hatenablog.com/entry/2019/05/12/233500

ではお世話になりました

 

このブログは自分の思考整理用に使ってたのですが、こうやって様々な意見を頂いたり反応頂けると素直にうれしい部分です

意見の内容としては賛成的なものと反対的なもの、ちょうど半々くらいのような感覚です。まあこれは人の意見ですし、私としては「ふざけんじゃねえこのボケ」という意見が全てだろうと思っていたので…

 

どうやら以前書いた「しきロスト」(https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=9694705)を読んでくださった方もいるようで、本当にありがたい

 

他にも話は書いているのですが、前回のブログに対してもらった意見(自分で拾った限りですが)について返答と言葉足らずな部分も当然あったのでその補足をしたいなあ的な二発目を打とうと思います

 

① 前回記事の最後の聞きたいことについて

 

前回の最後の方で↓

それに関連して担当プロデューサーさんたちに聞きたいこと集

・大原みちる、椎名法子はパン・ドーナツ以外の好きな食べ物って何?

・財前時子さんって今後どうするの?

島村卯月さん、笑顔って誰でもできるの答え見つかった?

・アナスタシアさんは日本語上手になった?

・十時、塩見、総選挙恐怖症になってない?

前川みく、元気か?

ほか色々あるけどほんと色々あっちゃうからまた会った時にでも

我こそは担当Pだという人は是非教えてほしい

↑の部分について「ここの部分が浅すぎる」という意見をもらったんですが、「はーそういう捉え方もあるんか」という感じでした

まあこの辺は人によるとは思うんですが(だからこんな挑発的なブログ書いてんだけど)、「公式から出ている以外の情報をイメージする」ってのは二次創作をやるというか、キャラを現実に落とし込む時の入り口として避けては通れないものだと思っていて、一番わかりやすいのは「好きな食べ物」かなあと思ってます

 

例えば一番上の大原みちる、椎名法子さんについては二人ともパン・ドーナツが好きってのは周知というかそういう売り出し方をしてるんだと思うんですが、このお二人も人間なので何も朝から晩まで全部パンかドーナツで、3日くらいならまだしも一か月とか一年もその生活を送るわけではないだろうし、なんならロケ先で弁当出たときとかどうしてんだろ、というのは疑問として浮かびやすいところなんですよね

 

何名かから回答いただいて、肉が好きだと教えてもらいました

へーそうなんだ、何の肉が好きなんだろ…まあ大原さんだとなんとなく牛肉かなあ、口でけーしかぶりつくのが好きな感じするし…逆に椎名さんは豚トロとか好きそうな気がすんな…焼き肉とか行くんかな…

みたいな空想は広がりました、ありがとうございます

 

あと大原さんはパンとカフェオレを合わせるのが好きという話も頂いて、あーこれはイメージしやすい!となりました

まあパンだけだと辛いしそりゃ飲み物飲むよね!ってところから、じゃあカフェオレ好きとしたらどのコンビニのカフェオレが好きなんだろ、逆にコンビニは飲まないのか?けど利便性考えるとコンビニだよな~、俺はセブンのカフェオレが量もあるしうまいからいいと思うんだけど今度話してみるか…

みたいな空想は広がりました、ありがとうございます

 

そんなことでわかったかと思うんですが、俺はモバマスデレステのキャラについてこういう話をしたいということです

 

まあもちろんこれは全部空想なので、根拠ねーじゃんと言われたらそれまでなんですけど、彼女らの人となりとか言葉を見て「なんとなくそれっぽくない?」というのを他人と話して「あーそれあるね!!」と謎の説得力を生み出すのがモバマスデレステみたいに無限に女の子が出てくる媒体だと超楽しいんですよね

 

さらには大原さんの例で言うように、それを元にしてキャラに自分から話しかけることとかができるわけですよ、すごくないですか?妄想

 

…というような妄想語り(我々はモバマス心配してるよゲームと呼んでいました)をそれこそ3~4年くらいやってきてるので、上述の質問なんてのはその辺をやってた人々は好きなキャラに関して言えば即答できるレベルの簡単な問いだと思うんですよね

 

各自好きなキャラについてのディテールを細かくしていって、それを会った時に話して「あーそれいいね、お前らお似合いだよ」って言われることを求めて酒を飲む

時には好きなキャラが被ることもありますし、バトル的な雰囲気になることもあったのですが(これは俺の反省点の一つでもあります)、間違いなくその経験があって今があるわけですから、一言であれば「キャラに対して誠実であること」というのはマジで二次元を具体化するには必要不可欠な気持ちだと思ってるところはあります

 

まあキャラの世界に自分を登場させるなんてとんでもない!みたいな考えも当然ありますし、今話したようなやつを「夢」というくくりで呼ぶらしく、それは2年前くらいに初めて友達に聞いて知りました

 

私個人の話をするのもあれですが、私は中2くらいからそういう発想で生きてきて、「好きになったキャラ(当然美少女)に相応しくなるため俺もがんばろう!」というところから服装や髪型に気を使ってみたり、人に気遣ってみたり勉強してみたり…というのを多少はやってきたので、むしろ自分が介入できないとあんまり興味を持てないみたいなところはあります

一見するとあぶねえ奴って感じしますけどこれ結構現実でも役立ってて、実際彼女出来た時とかその前とかそのノウハウ使えたりするんですよね

そしてそれがあると他の誰かが好きであろうキャラをブスとか言うってのがどんだけアレかってのもわかるとは思うんですよね

 

元々二次元の女の子を好きになるために努力して、その結果三次元でも生かすことができるってなんか良くないですか?そのキャラの力が自分の一部になってるような気がして僕は好きです

なので、自分の中で得た力ってのは好きになったキャラと紐づいてて、ちょっとおしゃれしようかなと思ったりしたのは明石裕奈で、ギターとか軽音楽始めたのは田井中律中野梓とか様々あるんですが、これを話すと元カノの話をしてるみたいで胃が痛くなってくるのでこの辺でやめておきます

 

まあ長くなりましたが、そういう「みんな好きなキャラの掘り下げってやってんだよね?」的な意味での質問集だったということです

それを「浅い」と一蹴するのであればきっと「そんなことはわざわざ言うまでもない」って意味なんかなあと勝手に想像してますが、言葉にしないと誰にも伝わらないんだよなあ、という気もします

 

それで言うと、コメントで頂いていた「AKYM」さん(勝手に紹介してすいません)の

記事にあってるかどうかわからないのですが、とりあえず書かせてください。
私は、宮本フレデリカPですが、フレデリカのことはあまり知らないです。
むしろ、様々な角度から彼女の魅力を見つけるのがPの仕事でしょう。
たしかに、何言ってるかわからないとか、適当とか目がこわいとか、うえきちゃんとか、高田純次とかいわれますが、本質はそこではないと思ってます。
かと言って、彼女は実はコミュ力が高く、気が利く子で、機転も利く頭の良さもあって、楽しい雰囲気をつくったり維持したりするのがすごいうまくて、フランス生まれの美人で、デザイナー目指してる頑張り屋なんですとかも言う気はないです。そういうのはまた彼女のファンがよく知っているでしょうし、そもそも基礎情報なので、彼女のことを全くしらないか誤解している人に丁寧に伝えるお話です。
変な話、彼女が枕をしていようが、裏の面があろうが、彼女を好きになれるのかというのがアイマスPの試練だと思っています。
それでも彼女を支えられるか。それが肝だと思うのです。
こういうほげほげちゃんはいやだなーとかいうのは、変な言い方をすると、売り方がうまくないPの言い訳でしょう。
そういう層がいるならそういう売り方もあるという参考になります。
公式、非公式(同人やSSなど)で多角的な可能性や、様々な期待がもてるからこそ総選挙などでも安心して推せるのだと思います。」

これはめちゃくちゃいいというか私が好きな考え方です。

特に、

むしろ、様々な角度から彼女の魅力を見つけるのがPの仕事でしょう。

変な話、彼女が枕をしていようが、裏の面があろうが、彼女を好きになれるのかというのがアイマスPの試練だと思っています。

このあたりは本当に素晴らしいと思います

そう、キャラを好きになるって不思議なもので、理屈として「何が良いのか」を考えるんですが、最終的には「なんだかんだあるけど好きなんだよな」となってしまうんですよね

 

だからこう私も人に「どの辺が好きなの?」とかすげえ質問するんですが、色々具体例を話してもらった後に「いやでもね…なんか好きなんだよ」という言葉が聞けると本当に好きなんだな…と思って拍手したくなります(たまにします

 

こういう「関係ないけど気持ちを言わせてください」みたいなのは本当に魂を感じるので良いですよね、ありがとうございます

 

② 話題に出てたキャラたちへの見解について

やはりキャラものというやつの特性上、記事内で登場したキャラたちに対する意見を頂きました(そりゃ質問とかしてるからそうだろって話ですが

まあ最近やってないのですがなんとなくのイメージはあるので、その辺を個別でちょっと返答してみたいと思います

 

塩見周子と総選挙

頂いた意見は全て「なるほど!」という感想を持ちました

特にしぐぴーさんの「彼女は選挙の結果というより応援してくれている人がたくさんいるという事実に重きを置く」という意見と、ナハトさんの「彼女は野心がある方ではないが、彼女を上位にしたいという人たちの熱が移って彼女自身も変わりつつある」という意見は本当にすごい

 

確かに(俺の知っている)塩見はクールっぽい気質ながら内心対抗心や熱意があって、ただそれを悟られないようにしている印象はあります

ただそうは言っても総選挙というものの特性上、形としては上下がつくわけなので、一位を取ってその後落下したという事実は彼女も感情を隠し切れないのではないかなあと思っていたんですが、一位を取ったことによる自信と、それを逃したことによる感情の目覚めがあるとしたらそれはもう大変にアツいストーリー展開になるからそれで一本誰か話書いてくれや…という気持ちになりました。ありがとうございます。

 

十時愛梨と総選挙

これは塩見の話と関連するのですが、俺が総選挙について考えていた時に書いた小説があります

まあ主題としては「総選挙1位から落下してほぼ話題にもならなかったキャラはどう思うのか?」ってのをストーリー仕立てにしたってやつで、結構前に書いた話ですけど気に入ってます

要は「初代シンデレラガールになり、その後総選挙で日の目を見ない十時は多分結構へこむけど、そんなとき真夜中(俺)というプロデューサーはどう言葉をかけるべきか?」というのを考えたみたいなことです

せっかくしきロストを読んでもらえたので、欲を出して宣伝しますので是非感想ください

とときナンバー(https://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=60552417

三年前でひっくり返った

まあ当然真夜中という私ががっつり登場しますのでその辺は承知しといてください

未だに十時愛梨って好きな人は多いけど、十時の暗い面まで見てる人ってあんまいないイメージなんだよね、俺が知らないだけか?

 

一ノ瀬志希

やっぱ一ノ瀬人気あるな!と感じました

まあ最近の一ノ瀬はよくわからん、というのが本音なところですが、まさかのしきロストを読んで感想を褒めて箱にもらえたので、そこで返事したいと思います

さすが俺史上一番読まれた小説だけある

 

◆夢見りあむ

なんか記事の中で名前出した割に全然触れてなくてごめん

なんかこうもうちょいしたら掘り下げるわ

 

③好きと嫌いについて

このパートは余談ですが、本筋とはあんまり関係ないところだよなあと思いつつも「嫌いの方が即時的」とかその辺の内容について結構意見ありました

俺も改めて読み返すと「即時的」っていう表現は語弊があったなと思うんですが、まあ好きより嫌いの方が熱として盛り上がりやすいよね的なことだと思ってください

 

この辺はもう本当に人それぞれなので私自身の考え方だと思ってもらえればいいのですが、「好き」と「嫌い」を色分けするのは大事なことだと思っているんですが、昔は「すべてをできるだけ好きであろう」という考えでした

多分22歳くらいまではそうだったのかなと思うんですが、当時見た化物語シリーズの猫物語内で、戦場ヶ原さんが「全部好きなんて、全部嫌いと同じようなものじゃない」みたいなことを言うシーンがあるのですが、それがめちゃくちゃ刺さったわけですね

 

確かに全てを好きとすれば区別がないわけだから、差別化するからこそ「好き」と「嫌い」が別れるんじゃないか、とそりゃそうだろって感じですが確かにそうだ!と納得した記憶があります

 

そこからは「好き」という前提はあるとしても、「この部分は好きじゃない」であったり「嫌いなところを明確にする」というのは意識するようになりました

そりゃ「これ嫌い!」と拒絶しまくるのは簡単なので、そういうスタンスではなく「好きを際立たせるために嫌いなものをはっきりさせる(語弊がある言い方ですが…)」というイメージで過ごしてみることで、「何がどう好きで何がどう嫌いか」という物事の輪郭がはっきりしたような印象はあります

 

当然全てを好きになるのは素晴らしいことだと思いますが、ごくごく限られた人間以外はそう生きるのは難しいことだと思いますので、そこで負担を自分にかけていくより、うまくバランスを取るための自衛として「好き」と「嫌い」を明確化したというような感じです、自分の中では

 

そして「好き」と「嫌い」を比較すると「嫌い」の方が反応が早いというかわかりやすい気がするんで、まああんな書き方になったみたいな話です

 

いや、ただ前の記事日本酒すげえ飲みながら書いたからそこまで考えてたかって言われるとすげえ微妙なんだけど

まあそんな感じです

 

◎ 最後に

なんか思ってたより長くなってしまった

というのも皆さんからの反応が結構あってそれに嬉しくなってしまったからでしょう

そもそもの前の記事を投げたのは、「もっと話せる人、いるんだろ?!」という感じで思い切って書いたのですが、結果的にそうなったみたいでよかったです(よかったか?)

 

別にこうケンカしたいとかそういうことではないのですが、これが元になって公式の部分でない「あなたのキャラ」について話する人が増えてくれるともっと楽しくなっていくんだろうなあと思っています

 

やはり夢見りあむの登場によってもしかして本当に面白くなってきているのかもしれない、モバマスデレステ

 

そんな私は二年前からプリキュアにハマっています

今やってるスター☆トゥインクルプリキュアも面白いですし、女の子たくさん出てくるので良いですよ

今回は一応オチみたいなものを作ってみました